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危険 "横断歩道ない道路" 杖つき渡る男性が… 日没早い晩秋 急増する事故 北海道

2017年11月2日19:21
 日没時間が早くなるこの時期、北海道でも歩行者を巻き込んだ事故が増える傾向にあります。なぜ、この時期、歩行者事故が増えるのか実態を検証します。

 10月、帯広市で道路を横断していた女性が、車にはねられ死亡しました。

 北海道で、過去5年間の死亡事故の発生状況を調べると、歩行者がはねられる事故は、9月ごろから増え始め、11月にピークを迎えます。

 特に、日の入り時刻が一気に早まるこの時期。

 ドライバーは、周囲の暗さに対応しきれず、歩行者の発見が遅れてしまいがちだといいます。

 北海道警察交通企画課 米原良己調査官:「日暮れが非常に早い。歩行者が買い物をする時間なので、横断する人が多く事故が増える」

 こちらは札幌市内の道道です。

 商業施設やバス停が道路の両脇に立ち並び、以前から歩行者の横断が問題になっています。

 このため、中央分離帯にポールを取り付け、対策をとりましたが…。

 記者:「男性が左右を確認しています。信号は青で、かなり車通りは激しいようですが…。いま車の間を縫って、男性が渡っていきました」

 杖をつきながら道路を渡る男性。

 こちらの女性は車とすれすれ。

 こうした危険な横断、実は、まちのあちらこちらで見られます。

 歩行者:「きょうは、たまたま」「左右の信号を見て渡っている」「良くないですね。大丈夫だと思っているんですが」

 一方、札幌市内の他の場所に、10月完成したのがこちらです。

 記者:「商業施設の手前の歩道に設置されたのが、こちらの柵です。横断歩道の手前まで続いています」」

 しかし、こちらも柵の間を縫って、道路を横断する人が10分間で14人も。

 こうした無理な横断が、事故の危険を招いてしまいます。

 道警交通企画課 米原良己調査官:「最短距離で横断したい人が多い。横断歩道以外だと(ドライバーの)歩行者の発見が遅れる」

 歩行者、特に高齢者は一般的に歩く速さが遅くなるものの、そのことを自覚せず、事故に遭うのが要因の一つと考えられています。

 一方、輸送繁忙期を迎え交通量が増えています。

 ライトの早め点灯や、交通ルールの順守など、より一層の注意が求められます。

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