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飲酒暴走 きっかけは"あおり運転" 19歳男性死亡 遺族「危険運転じゃないのか」 北海道

2017年11月29日19:15
 事故の発端は"あおり運転"でした。11月27日、北海道登別市の道道で19歳の専門学校生が、飲酒運転の乗用車にはねられ死亡した事故で、運転していた男は、直前に起こした別の接触事故から逃げていました。

 森口修平さん(19)の父親:「びっくりした顔で死んでいた。びっくりして何も感じないまま、死んだんじゃないか。本当にかわいそうで、許せません」

 登別市の専門学校生、森口修平さん。

 夢は、看護師になること。

 この秋から実習が始まったばかりでした。

 森口修平さんの母親:「(学校の)勉強も難しく、4時起きで勉強して、夜もご飯食べて一度寝て、勉強して、そんな生活だった」

 事故は11月27日夜、登別市若山町の道道交差点で起きました。

 横断歩道を渡っていた森口さんは、登別市の会社員、藤森雄三容疑者(39)の乗用車にはねられ死亡しました。

 森口さんは衝撃で、約50メートルも跳ね飛ばされたということです。

 夢に向かって歩み進めていた矢先の悲劇でした。

 森口修平さんの父親:「これが危険運転じゃなかったら、何が危険運転なのか」

 父親が危険運転というのは、乗用車を運転していた藤森雄三容疑者の呼気からは、基準値の3倍のアルコールが検出されていたからです。

 酒気帯び運転などの疑いで逮捕された藤森容疑者は、「ビールジョッキで数杯飲んで運転して、はねた」と容疑を認めています。

 事故現場付近の人:「ドンという鈍い音が2、3回くらいして外に出ると、車から電柱に車が止まっていた。助手席の女性が走り回っていて、興奮していた様子でした。『人をはねたの』と聞くと『はい、はねた』と答えた。(運転手の)顔は赤かった。事故直後で興奮しているかと思った」

 事故のきっかけは、藤森容疑者の"あおり運転"でした。

 藤森容疑者は事故直前、前を走っていたスポーツカーに必要以上に近づき、2キロほど抜きつ抜かれつを繰り返し、最後に衝突しました。

 衝突された車の運転手に「警察を呼ぶ」と言われ、
そのまま走り去りました。

 「怖くなって逃げた」と話している藤森容疑者は、現場から早く逃げるため、猛スピードを出しました。

 目撃者などによりますと、藤森容疑者の乗用車は、かなりのスピードで赤信号の交差点に進入し、森口さんをはねました。

 車に一緒に乗っていた藤森容疑者の娘たちに、「赤信号だよ」と指摘されましたが、藤森容疑者は「信号に気付かなかった」と話しています。

 警察は、危険運転致死傷罪の適用も視野に入れて調べています。

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