北海道マラソン2018

札幌の小学校 もうすぐ2学期なのに張り紙「危険時近寄るな」通学路に潜む"危険"なブロック塀緊急調査

2018年8月19日08:00
 大阪北部地震で小学校のブロック塀が崩れ、女子児童が亡くなって、18日で2か月。

 北海道でもブロック塀が撤去された学校もありますが、心配なのがブロック塀沿いを歩く通学路です。20日から札幌の小学校は新学期。今どうなっているのか、緊急調査です。

 山崎史香記者:「小学校のすぐ近くの歩道には、ブロック塀が続いているんですが、ブロックが欠けたり、傾いたりしているところがあります」

 札幌市中央区の小学校のすぐ近く。児童が通学で使う道路に沿ってブロック塀が続いています。

 高いところでは、1メートル84センチもありました。

 「地震の時は近寄らないでください」という張り紙があります。

 なぜ近づいてはいけないのか、どのくらいの地震だと危険なのかは分かりません。

 連絡先として書かれている北海道財務局に電話すると…。

 山崎史香記者:「地震の時、危ないという張り紙が小学校の目の前に…」

 ここは、元は国家公務員の宿舎があった場所。

 ブロック塀は古い箇所は1965年に作られ、50年以上が経過しています。

 大阪北部地震で小学生の児童がブロック塀の下敷きになり、死亡したことを受け、財務局も点検を行ったといいます。

 建築基準法では、ブロック塀は鉄筋が入っている場合高さは2.2メートル以下。

 厚さは高さ2メートルを超える場合は15センチ以上必要とされ、さらに倒壊を防ぐための控え壁は幅3.4メートル以下ごとに設置すると決められています。

 今回の壁はこの控え壁の基準を満たしておらず、7月2日から張り紙をしているといいます。

 北海道財務局ではこの土地は売却予定で、新たな所有者が撤去することになっていると説明します。

 ただ、こうした壁がどのくらいあるのか、まだ調査が終わっていないため分からないといいます。

 今、街のあちこちに「地震の時には離れて」と張り紙がされた壁があります。

 大阪の小学校でブロック塀の危険性を指摘していた防災の専門家・吉田亮一さんは、こう指摘します。

 防災専門家 吉田亮一さん:「ブロック塀が倒れるような揺れであれば、当然立っていられない状況にあるし、そこから移動するのはかなり困難だと思う」

 こちらの実験映像では、基準を満たしていないブロック塀が、地震の揺れから数秒で崩れ落ちているのがわかります。

 本当に逃げられるのか、この道を通る人たちは、張り紙を見て、戸惑いを感じています。

 小学5年生:「友達の家に行ったりするときに通ります。あわててたら、わけわかんなくて逃げられないかも。

 会社員:「地震のときは近寄らないでって言われても、通る人にしてみれば、普段通ってる道路なのでちょっと難しい」

 進まないブロック塀の撤去。防災の専門家、吉田さんは通学路を家族で歩いてみてほしいといいます。

 防災専門家 吉田亮一さん:「周りを見ながら、子どもと一緒に話し合いをしながら、通学路を親子で歩いていただきたい。立ち止まって、震度6強の地震が起きたら、周りがどういう動きになるのか想像してほしい」

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