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健康管理に? ゾウもトレーニング 棚越しに足・鼻差し出す…円山動物園にやってきて3週間 札幌市

2018年12月18日20:35
 円山動物園にゾウがやってきてから、まもなく3週間。18日、マスコミにゾウのトレーニング風景が公開されました。いったい何のトレーニングをしているのでしょうか?

 林幹夫ディレクター:「ゾウの飼育のプロ、アランさんの後を追って、ゾウが動いて行きます」

 「グッド・ガール!」

 円山動物園にやってきた4頭のゾウが1週間ほど前から取り組んでいるのが足や鼻などを柵越しに差し出す訓練です。

 これはヒトが檻に入らずにゾウの採血や妊娠検査などができるようにするためのもので「準間接飼育法」と呼ばれ、欧米では主流の飼育法です。

 この飼育法を伝授するためアメリカから円山動物園にやってきたのがこの飼育法の第1人者、アラン・ルークロフトさんです。

 ゾウ飼育の専門家 アラン・ルークロフトさん:「準間接飼育法というのはヒトが柵で守られてる。人間も安全ですし、ゾウと飼育員の間に思いやりのある関係性が築けるのです」

 実はゾウの飼育法には、「直接」と「間接」。さらに「準間接」の3つがあります。アジアでは直接ゾウと触れ合う飼育法が主流ですが身体の大きなゾウに飼育員が踏み潰される事故が後を絶たちません。

 このためゾウにトレーニングを積んでもらうことで安心して触ったり爪を切ったりできるようになり、日々の体調管理にも役立つというわけです。

 円山動物園ゾウ専門員 小林真也さん:「事故が一番怖い。絶対に事故を起こさないよう、ゾウにもストレスなく暮らしてもらい、ゆくゆくは繁殖して札幌の子どもに見てもらいたい」「今日初めて木の上に足を上げてくれた。昨日の練習ではもう少しご褒美でバナナを2本あげました」

円山動物園ではアランさんの飼育法を受け継ぎ、今後もゾウたちの訓練を続ける予定です。

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