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タケノコ採りピークで遭難続出 万が一に備え目立つ色を上空から検証! 取材中まさかの事態に…<前編>

2018年5月23日15:30
 暖かくなり、タケノコ採りシーズンがやってきました。大勢の人がタケノコを求めて山深くへと入っていきますが、遭難する人が後を絶ちません。

 5月21日も北海道北広島市で遭難事故がありました。いざという時に命を守るために必要なことは何でしょうか?。

 北海道でよく食べられるネマガリタケ。採れるのは笹やぶの中です。

 この時期、笹は人の身長を超え、2メートルほどに生い茂ります。

 中に入ると周囲が見えなくなり、方向感覚も分からなくなるんです。

 北海道警によると過去5年で約40人が、山菜採りの最中に死亡しています。

 万が一道に迷ってしまったら、どうやって自分の身を守ることができるのでしょうか?

 遭難して身動きが取れなくなった場合、警察などに見つけてもらわなければなりません。

 上空から捜索した場合、どのような色の服が発見しやすいのか。20日、北海道警が実験を行いました。

 紺・緑・黄・赤・白の5色のうち、最も目立つのはどれ?

 水上孝一郎記者:「上空から、竹林の中でも目立つ服装の色を今から確かめたいと思います」

 まずは、紺色です。紺の服を着た警察官を見つけることができますか? 上空からカメラマンが捉えたのは…。

 水上孝一郎記者:「それ番組スタッフですね」

 ズームインしたのは、別の場所にいたUHBの番組スタッフでした。本当の紺色の服は…。

 水上孝一郎記者:「いた、いた、いた!手を振ってくれたことでやっと発見できました」

 紺色はどうして見つけにくいのか? 専門家に聞きました。

 札幌市立大学 石井雅博教授:「紺は"寒色"と呼ばれまして、目立ちにくいです。特に紺は一番暗いので、目立たなくなる」

 続いては緑色です。

 水上孝一郎記者:「難しいですね、わからない。どこにいるんだ?」

 周りの木や草と色が似ているため、緑色の服はなかなか見つけられません。

 水上孝一郎記者:「あ、いま発見しました! 白いタオルで、やっと場所がある程度特定できそうです」

 分かりづらい緑色の服。手を動かしたり、白いタオルを振ったりすることで、やっと見つけることができました。

 タケノコ採りの際は、紺や緑など暗い色の服装は避けた方がよさそうです。

 それでは、見つけやすい色は?

 水上孝一郎記者:「白わかりやすい! 白い服に動作があると、より特定しやすい」

 白は上空から発見しやすく、今回の実験の中では最も目立ちました。

 また黄色も、紺や緑と比べわかりやすく見つけることができました。

 最後に、赤はよく目立ち、上空から捉えることが可能だったんです。その他の色でも…。

 札幌市立大学 石井雅博教授:「赤でありますとか黄色、またはこの色を含んだオレンジ色のような服を着ていますとよく目立つと考えられます」

 万が一のことを考えるとこのような色の服を着ることが良いようです。また、白いタオルなどを携帯するのも効果がありそうですね。

 結果が明らかになり、実験が終わろうとしたまさにその時…。

 「おーい!」

 このあたりで訓練ではなく、実際の遭難の通報が! 遭難者を発見することはできるのか!?

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