【北海道に津波注意報】鹿部町などで避難所を開設 函館市でも自主避難者
1月1日午後4時10分ごろ、能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生し、北海道の日本海沿岸南部、太平洋沿岸西部、日本海沿岸北部に津波注意報が発表されています。
函館市によりますと、今のところ避難所は開設していないということですが、市の企業局の建物には20人ほどが避難していて8階会議室を解放しました。いまのところ被害の報告はないということです。
室蘭市では消防車5~6台で沿岸部をまわり、海から離れるよう注意を呼びかけています。
鹿部町は自主避難者のため、大岩地域会館と中央公民館の2カ所に避難所を開設しました。
一方、江差町は、南が丘小学校体育館、江差町文化会館、柳崎児童館、対鴎館、消防コミュニティセンターなど7所に避難所を開設しましたが、午後7時をもって閉鎖しました。
<その他の自治体>
白老町…被害など特になし
厚真町…防災無線で注意喚起のアナウンス
むかわ町…消防が漁港をパトロール、集落の会長と情報を収集中
北海道庁でも職員十数人が登庁し、情報収集など対応にあたっています。
道庁によりますと、1日7時現在、6つの町で避難所を開設しているということです。