【コンビニ3人死傷事件】複数の刃物で店員を襲ったか 襲撃時の刃物"柄から抜け落ちる" 事件現場となったコンビニは営業を再開

　札幌市北区のコンビニで店員3人が死傷した事件で、殺人などの疑いで逮捕された男は少なくとも2本の刃物を使い、店員を襲ったとみられることがわかりました。

　「宮西容疑者が出てきました。うつむきながら車に乗って行きます」（福岡百記者）

　札幌市北区の無職・宮西浩隆容疑者（43）は2月25日、札幌市北区のコンビニで店員3人を相次いで刺し大橋恵介さん（40）を殺害、別の店員も殺害しようとした疑いがもたれています。

コンビニで店員3人が死傷

　警察によりますと現場から押収された3本の刃物のうち、1本が刃の部分が柄から抜け落ちていたことが新たにわかりました。

　取り押さえられた際に宮西容疑者は、別の刃物を持っていたことから警察は少なくとも2本を犯行に使ったとみています。

43歳男「男性店員に対応され不満」

　また、警察によりますと宮西容疑者は事件前、夜行バスで函館市から札幌市に戻り、自宅に戻る途中にこのコンビニに立ち寄っていたこともわかっています。

　調べに宮西容疑者は「どのコンビニでも男性店員に対応され不満だった」などと話していて警察は動機の解明を進めています。

事件現場となったコンビニは営業再開

　一方、事件現場となったコンビニは3月18日営業が再開されました。

　いまも献花台が設置されていて、多くの花が手向けられています。