ドイツとスペインの戦闘機“ユーロファイター”×12機 千歳基地に初飛来…空中給油機や輸送機も「空自のF-15とともに共同訓練」北海道
ヨーロッパ各国が共同開発した戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」12機が7月19日、北海道の航空自衛隊千歳基地に初めて到着しました。
ユーロファイターは三角形のデルタ翼とコックピット付近にカナード前翼を備えた機体が特徴。空戦、地上攻撃、偵察など幅広い任務に対応する「マルチロール機」です。
ドイツ空軍とスペイン空軍の所属で、目的は16日から始まった自衛隊との共同訓練への参加。空自は「自由で開かれたインド太平洋の実現のための戦術訓練」と説明しています。
19日には空自のF-15戦闘機5機やドイツ軍の空中給油機「A330MRTT」4機のほか、輸送機「C130」と「A400M」が1機ずつ着陸しています。
ドイツ空軍との訓練は26日、スペイン空軍との訓練は21日までの予定です。