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「今夜は刺身だ」「天ぷらだ」北海道・標津町で“ホタテ2キロとバター2箱を”無料配布” 水揚げ量はシケなどの影響を受けた2023年より4割ほど増加

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 2024年も町民が楽しみにしていた日がやってきました。北海道・標津町でホタテの無料配布です。

 

ホタテを配っている様子

ホタテを配っている様子

 「天ぷらに揚げて食べます」

 「ごちそうさま」(いずれも標津町民)

 ホタテの無料配布は、標津町の漁協などが日頃の感謝をこめて毎年行っています。

 2024年も町内の約2300世帯に23年と同じ2キロのホタテと200グラムのバター2箱が配られました。

 

「(ホタテは)高いよね。買っては食べれない」

 「標津町はありがたい」

 「毎年いただいてありがとうございます」
 
 「生きが良いから刺身でしょう」(いずれも標津町民)

 こちらの男性もお刺身です。ハサミで器用にホタテのひもを切っていました。

 配布されたバターをぜいたくに使ってカセットコンロでバター焼きも作ります。

 2024年のホタテの水揚げ量は、シケなどの影響を受けた23年の同じ時期と比べ4割ほど多いということです。

 無料配布について標津町は「日本一きっぷの良い町」だとPRしています。