【速報】<ススキノ首切断事件>”父親・田村修被告の2回目公判”まもなく開廷 「事実と違うところがある」と初公判で”無罪主張”
■父親・修被告の2回目公判
2023年7月、札幌・ススキノのホテルで男性を殺害したとして親子3人が逮捕された事件。
1月15日午前11時から、札幌地方裁判所で父親・田村修被告(61)の2回目の裁判が開かれます。
■「事実と違うところがある」「事件後に娘の犯行を知った」初公判で”無罪主張”
この事件は2023年7月、札幌・ススキノのホテルで男性を殺害して首を切断し頭部を持ち去ったとして、田村瑠奈被告が殺人などの罪で、両親が殺人や死体遺棄などのほう助の罪で逮捕・起訴されたものです。
14日の初公判で修被告は「事実と違うところがある」「事件後に娘の犯行を知った」などと起訴内容を否認し、無罪を主張しました。
このほか、4つの罪に問われている修被告は「指定された化粧品や物品などを購入したことについては殺害や死体損壊のために使うものだと思わなかった」
「頭部があると知らなかった。持ち帰った後に分かった。隠そうと考えたことはなく何もできなかった」
「ビデオ撮影は直前まで何を撮影するか分からなかった」などと、いずれも手助けはしていないと語りました。
15日は、証拠調べが行われる見通しです。
■検察側は”殺害計画を認識”と主張
無罪を主張した修被告に対し、検察側は修被告が瑠奈被告の殺害を認識していたと主張。
根拠として、事件の前月に瑠奈被告の要望で3人で話し合いをもち、その翌日に凶器を購入していたことを挙げました。
また検察側は、被害男性と瑠奈被告の間に性的なトラブルがあり、ホテルで交わされた瑠奈被告と男性との最後のやりとりを明らかにしました。
「人生で一番反省したことは私を裏切ったことでしょ?」(瑠奈被告)
「あんなに怒られたことない」(被害男性)
この直後、瑠奈被告は男性をナイフで殺害したとしています。