【カーリング】コンサドーレ阿部晋也“仕上がりは非常に良い状態” 2月2日開幕・日本選手権に向け練習を公開
男子カーリングチーム、北海道コンサドーレ札幌は1月27日、日本選手権(2月2日~9日、横浜BUNTAI)に向け練習を公開ました。コンサドーレは昨年の日本選手権で優勝。さらに1月27日時点ででWCFチームランキング最上位のため、2月の日本選手権で優勝すれば、ミラノ・コルティナオリンピックの日本代表候補に内定します。(出場枠は3月開催の世界選手権で決定)
練習では持ち時間を想定しながらショットを正確に行う練習や、シチュエーションをストーンで作り様々なショットを確認するなど、日本選手権に向けより実戦的な練習を行いました。
◇清水徹郎選手(36)
「今週末から日本選手権がスタートということで率直に楽しみです。オリンピック日本代表、世界選手権の日本代表、代表を決める大事な大会でもある。まずは自分たちが楽しんでカーリングをやること、あとはここまでやってきたことを全て出すのは僕の中の目標ですし、その先にしっかりと勝ちというのが見えてくるのかなと思う。チームとして戦って最後勝って終わりたい」
◇阿部晋也選手(45)
「今季、波もあったのですが、それでも順調にチームとして積み上げてきたので、準備はしっかりできているかなと思う。仕上がりも非常に良い状態かなと個人的には思っています。このままこの勢いで日本選手権の初日を迎えたい」
◇佐藤剣仁選手(24)
「自分は加入して1年目なので、日本選手権優勝経験もない。そういう意味では1回目を優勝したい思いが強いです。チームとしてはすごく状態が上がってきているのかなという印象がある。素直に楽しみな気持ちがあります」
◇大内遥斗選手(22)
「僕がコンサドーレに加入してから一番チームとしてまとまりがあるのかなと思っています。個人的にはPCCCも出られなかった。その悔しさをこの大会でぶつけられたら良いなと思っています」
◇敦賀爽太選手(22)
「今回の日本選手権は初めての首都圏開催ですし、観客もすごく多く入ると思うので、率直にすごく楽しみな部分が大きいです。大会通しては自分の仕事をやるべきことをこなしながら、チームに貢献していければ良いかなと思っています」
◇敦賀信人コーチ(47)
「今季春に日本選手権連覇という目標を掲げた。ここまではきょうの練習もそうですけど順調に来ています。あとは日本選手権、まずは一番心配しているのは選手一人一人の体調管理だと思います。首都圏開催で今までと違った雰囲気、環境の中でやりますので、きちんと選手一人一人がきっちりと食事を摂り、睡眠をとって万全な状態で最初から最後までこのメンバーで戦い抜く事がきれば結果は出ると思う」
◆日本カーリング選手権 横浜2025
日程:2月2日(日)~9日(日)
会場:横浜BUNTAI(神奈川県横浜市)
初戦:コンサドーレは2月3日(月)9:00~ vs KiT CURLING CLUB
◆ミラノ・コルティナ冬季五輪代表候補内定の条件
下記のいずれかを満たすチームが1チームしかない場合、そのチームをカーリング日本代表候補とする。いずれかを満たすチームが複数ある場合、2025年9月末までに代表候補決定戦を開催。
〈1〉2024年日本選手権優勝チーム…コンサドーレ
〈2〉2024年世界選手権出場チーム…コンサドーレ
〈3〉2024年度日本選手権優勝チーム…2/2~日本選手権@横浜
〈4〉2025年世界選手権出場チーム
〈5〉2025年日本選手権大会直前(決勝戦開催日の3日前時点)の世界チームランキング最上位、かつ2024、25年日本選手権のいずれかで3位以内…20位コンサドーレ、27位TM軽井沢、29位SC軽井沢クラブ ※1月27日現在
また五輪出場枠は2024年、25年の世界選手権で獲得したポイントで決まります。