【ファイターズ】「開幕一軍を目指して」旭川市出身のネクストブレイク候補・松浦慶斗が実戦初登板で1回3奪三振の好投 地元球団での活躍へ「北海道会」で決意固める
2月8日(土)、春季キャンプ(沖縄県・エナジックスタジアム名護)第2クールの3日目を迎えた北海道日本ハムファイターズ。この日、一軍キャンプ地の名護では初となる紅白戦が行われました。
投手陣で力投を見せたのは、旭川市育ちの松浦慶斗投手(21)。昨シーズン5試合に登板し、プロ初ホールドをあげた左腕が5回表のマウンドに上がりました。味方のエラーで出塁は許したものの、打者4人を相手に奪った3つのアウトは全て三振。1イニングを0に抑え、一軍キャンプ合流へ、新庄剛志監督(53)の前で猛アピールしました。
小学6年生時にファイターズジュニアとしてもプレーした松浦投手は、第1クール終了後、伏見寅威選手(34・千歳市出身)主催の「北海道会」に参加。「出身は宮城県なんですけど、育ちが北海道ということで呼んでくれたと思うんですけど、皆さん年上の方だったので、すごくいい話が聞けた。やっぱり改めて北海道はいい人が多いなと。絶対このメンバーで活躍して、日本一がとりたいと思いました」と話し、地元球団での活躍に闘志を燃やしました。
-初実戦、どのような思いでマウンドへ?
「初球の入りだったり、打球が飛んできたときのフィールディングを考えて試合に臨みました。真っすぐでしっかり押せたのは手応え」
-ファームの国頭キャンプで取り組んでいることは?
「基礎体力を落とさず、上げられるようにしていくことと、ランニングの量を落とさないこと。あとは三振がとれる変化球が欲しいので、フォークとかスライダーとか。そこは投球フォームをコーチと見て、やっている」
-プロ4年目となる今シーズン、どんな一年にしたい?
「一軍の戦力になることが一番大事。二軍で結果を出していく年齢、失敗したらダメな年齢になってきているので、しっかり一軍で活躍するということは自分の心に決めているところです。国頭スタートというのはもう変わらないので、地道に国頭で練習して、開幕一軍を目指して頑張っていきたい」