<ホタテ漁船転覆事故>船体を"陸揚げ"―船内調査行うも行方不明者2人の手掛かりなし…国の運輸安全委が今後現地入りし転覆の原因など調査へ―北海道苫前町
北海道北部の苫前町の沖合で2人が行方不明になったホタテ漁船の転覆事故で、2月21日、漁船が陸揚げされ、船内の調査がおこなわれましたが、2人発見への手がかりは見つかりませんでした。
2月16日、苫前漁港から約10キロの沖合でホタテ漁船「第二十八三宝丸」が転覆し、乗組員の堀井直樹さん(29)と金野仁泰さん(48)の2人が行方不明となっています。
事故から6日目となる21日、三宝丸は作業船で隣町の羽幌港に運び込まれ、陸揚げされました。
海保が船内を調べましたが、2人の発見に繋がる手がかりは見つかりませんでした。
転覆当時、三宝丸はホタテの養殖かごを引き揚げる作業中でした。
来週にも国の運輸安全委員会が現地入りし、事故の原因を調べます。