野菜の値上げ再び…安くなったはずのキャベツ1週間でひと玉378円→430円へ 3月にはチョコレート菓子の値上げも そんななか企業努力で税抜き9円のマシュマロも
2月中旬、5カ月ぶりに、札幌でキャベツの価格が下がりましたが…
再び、野菜値上げの波が押し寄せています。
さらに、3月には、みんな大好きな甘いお菓子も値上がりに。
最新の食品価格を取材しました。
「キテネ食品館月寒店に来ています。気になる食品の価格動向見ていきましょう。まずは2月26日のキャベツ。見てみると、ずっしりしてて非常に大きいですが、価格が先週の取材では、ひと玉378円だったのが、税込みで430円。ちょっと値段上がりましたね。約50円ほどアップしてますけれども、中塚社長、キャベツ1週間で、なんでこんなに値上がりしてしまったのですか?」(糸口 真子フィールドキャスター )
「やはり寒波の影響で本州から来るものが少なくなると、どうしても北海道産のもの自体も、多少なりとも向こうの方に引っ張られる。そうなると価格的には取り引きが少し上がったのが現状です」(キテネ食品館 中塚誠社長)
2月、本州を襲った寒波と雨不足。
本州から出荷される野菜が滞り、野菜の価格が再び上がってきているのです。
キャベツの他にも。
「こちらの長ネギです。先週の寒波の影響によって、本州での長ネギの生産量が激減しているというようなお話の中で、グンと値段が上がっているというような話になってますね」(中塚社長)
「およそ何円くらい上がっている?」(糸口キャスター )
「倍までいったらちょっとおおげさですけども、3割くらいは上がってるんじゃないかなというところはありますね」(中塚社長)
こちらのスーパーは、客が野菜を買いやすいように、先週から長ネギの本数を1~2本へらして、同じ価格で販売しています。
そのほか、白菜・レタスは先週と同じで高止まりが続いています。
今後暖かくなるにつれ、2~3週間後には価格が落ち着いてくると見込んでいます。
「社長、関東では鳥インフルエンザ流行ってると聞きますけど、その影響って北海道でもありそうですか?」(糸口キャスター )
「北海道はですね、今のところ鳥インフルエンザの影響というのはほとんどなく、卵の値段的に言うと、ずっと高い値段のまま売価としては推移してるかなというところですね」(中塚社長)