「風圧で押されたのか」トンネル内で函館行きの特急北斗6号が“保線作業用の自転車”と接触…JR北海道が会見<北海道長万部町>
北海道後志地方の長万部町を通るJR室蘭線で3月6日、走行中の特急列車が保線作業用の自転車と接触する事故がありました。
JR北海道によりますと、午前11時ごろ、室蘭線の小幌~静狩間のトンネル内で、函館行きの特急北斗6号が保管されていた保線作業用の自転車と接触しました。
乗客・乗員にケガはなく、この影響で最大約1時間30分の遅れが発生しました。
「今回は扉が開いているのが分かっていて、下り線の列車が通ったときの風圧で、上り線の横にあった軌道自動自転車が押されたのではないか」(JR北海道工務部 向井 明副部長)
JR北海道は、原因の究明と対策を講じるとしています。