どうして“キツネ”が…夜に滑走路侵入し旅客機にはねられる―死がいは陸上自衛隊が回収…体長50~60センチほどで侵入経路は不明 函館行きの便と折り返し便が欠航に 北海道札幌丘珠空港
北海道札幌市の札幌丘珠空港で、離陸に向け滑走していた旅客機にキツネがはねられる事故がありました。
3月9日午後7時30分ごろ、北海道エアシステムの函館行き2757便の前輪にキツネがはねられました。
旅客機には乗客44人と乗員3人の計47人が乗っていましたが、ケガはありませんでした。
北海道エアシステムによりますと、キツネは体長50~60センチほどで、滑走路を管理する陸上自衛隊が死がいを回収しましたが、侵入した経緯は分かっていません。
この影響で、当該の便に加え、この機体を使用する予定だった10日午前7時45分函館発札幌丘珠行き2740便の計2便が欠航になりました。