“大赤字だった”札幌ドームの社長が退任へ…6月下旬の株主総会で‐「昨年度は赤字だったが今年度はネーミングライツで黒字化の見通し」「組織の若返りが必要と判断」
札幌市豊平区の「大和ハウス プレミストドーム」を運営する株式会社札幌ドームの山川広行社長が退任することが分かりました。
札幌ドームが25日発表しました。
6月下旬開催予定の株主総会をもって退任するということです。
山川社長は以下のコメントを発表しました。
「昨年度は赤字決算となりましたが、今年度につきましては、ネーミングライツ契約の締結により新たに歩みを始めることができ、目標としておりました黒字化を達成できる見通しです」
「ひとつひとつの取り組みが形となり始めた今、求められる新たな発想やアプローチには組織の若返りが必要であると判断し、退任の意思を固めました」
札幌ドームは、北海道日本ハムファイターズの本拠地移転後の2024年3月期の決算で純損益が6億5000万円の赤字となり、山川社長は記者会見で質問に答えるなど対応しました。
2025年3月期については黒字となる見通しを公表しましたが、若返りで新たな発想を取り入れるべきと判断した形です。