【スキージャンプ】創部55年目の東京美装グループスキー部“初の女性ジャンパー”佐藤柚月が加入「オリンピックで金メダルをとることを目標に日本のジャンプ界を盛り上げていきたい」
4月14日、東京美装グループスキー部が北海道札幌市内で新体制会見を行いました。会見へ臨んだのは1970年の創部以来“初の女性ジャンパー”として加入した佐藤柚月選手(18)、金子祐介監督(48)、成田楓新コーチ(29)、渡部陸太キャプテン(29)です。
【写真】スキージャンプ 高梨沙羅選手葛西紀明選手ほか
創部55年目で“初の女性ジャンパー”として加入した佐藤選手。2024-25シーズン終盤、W杯遠征メンバーとして海外を転戦し、自己最高16位に入った日本女子ジャンプ陣、“未来のエース候補”です。
佐藤選手は「オリンピックで金メダルをとることを目標にして、これからも頑張っていきます。そして、日本のジャンプ界を盛り上げていけるように頑張ります。」と意気込みを語りました。佐藤選手は4月28日から札幌でスタートするチーム練習に参加する予定です。
◆会見での佐藤柚月選手(北海道札幌市出身)コメント
Q.入部が決まった時の心境は
「小学生の頃から東京美装のスキー部は温かいチームでファミリー的な良いチームだなと思っていて、その憧れのチームに入ることができて、とてもうれしかったです。」
◆会見での金子祐介監督(北海道札幌市出身)コメント
Q.佐藤選手のジャンパーとしての長所は
「“身につける身体能力”に長けていることが1番魅力的に感じています。佐藤選手のジャンプを見て“私もしたいな”と良いきっかけを与えられるような女性ジャンパーになってくれることを望んでいるので“世界で活躍すること”と“女子ジャンパーの良いきっかけ”になってもらいたい。」
◆会見での成田楓新コーチ(秋田県小坂町出身)コメント
Q.佐藤選手のジャンパーとしての長所は
「空中で動かない。微動だにしない“強い空中姿勢”と“綺麗な着地”が1番の長所だと思っています。男子の選手は女子の選手に比べて力強い踏み切りができるので、そこを吸収してもらって、さらに高く遠くへ飛べるジャンプを目指してほしい。」
◆会見での渡部陸太キャプテン(北海道札幌市出身)コメント
Q.目指すチーム像は
「この女子選手と女子コーチ2人はすごく明るくて、いつもニコニコしているのでチーム自体も明るく仲の良いチームになる。お互い切磋琢磨しながら技術の交換をしあい、上を目指していけたらと思っています。」