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社員メッセージ:UHBで働く社員を紹介します

報道スポーツ局 報道情報部

涌井 寛之    総合職/2007年入社

今どのような仕事をしていますか?

政治・経済担当のキャップとして道政、企業、選挙などの取材をしています。記者、カメラマン、音声マンの3人で撮影し、編集マンとニュース映像を完成させます。デリケートなテーマの場合は一人でデジタルカメラを使って撮影し、自分で編集することもあります。ニュース以外にドキュメンタリー番組を制作することもあります。

印象に残っている業務は?

福島第一原発事故によって北海道に避難してきた人たちを取材したシリーズ『生きていく~避難者3千人の物語』の取材です。避難先での困難、子どもたちの成長…全55回放送しました。私自身、福島県出身で震災への向き合いを模索する中、カメラマンと二人三脚で取材しました。東北の系列局もメッセージを寄せてくれるなど協力してくれました。

 




仕事のやりがいは?

取材で出会う、「世の中を今より良くしたい」と願う人たちに刺激を受けています。公務員だけでなく、NPOの人、ボランティアなどとお話しするたび、「自分もできることを、できることからやろう」という思いを強くします。そうしたみなさんの「下町の正義感」のようなものに、地元の記者たちは助けられながら仕事をしています。

UHBに入社してよかったことは?

ドキュメンタリー制作の技術が受け継がれていることです。入社3年目に『聴覚障害偽装事件』(ギャラクシー奨励賞、民放連優秀賞)、10年目に『17歳の先生』(民放連優秀賞)、12年目に『告白 強制不妊』を制作しました。番組化を後押ししてくれる人や、職人芸のような表現、撮影手法を教えてくれる人が身近にいることが支えになっています。

UHBが社会に果たしている役割とは?

記者は「どのような視点で北海道を記録していくか」を日々問われ、放送することで役割を果たすのだと思います。私は、恵まれない環境で暮らす人や子どもたちの目線で今の北海道を見つめていきたいと思っています。全国転勤がないローカル局なので定点観測でき、暮らしの変化に気づくことができるのが強みです。

あなたのワーク・ライフバランスは?

取材をさせていただく方の予定に合わせて動くことが多いですし、選挙の取材は土日に動くこともあります。休みの日はできるだけ子どもたちと遊んで、成長を見るのが楽しみです。夏は山に登ったり、冬はスキーをしたりしています。平日のニュース番組は夕方に放送していて夕食は別々になるので、朝食は一緒にとります。

就職活動を行なう学生にメッセージをお願いします

テレビ局の中では、もっと面白い演出はないか?いい映像ってなんだろう?と高校の部室のように議論しています。若い皆さんの参加を歓迎します。他の産業と同じくマスコミの将来像は分かりませんが、だからこそ今が一番面白いと思っています。私たちが「北海道の親戚」としてお迎えしますので、道外の方も安心して来てください。

 

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