市民の憩いの場で"クマの痕跡"相次ぐ 公園を一時閉鎖…新しい状態のフンや植物を食べた跡 北海道旭川市の嵐山公園と旭山公園
北海道旭川市はクマの痕跡が確認されたとして、5月24日から市内の嵐山公園を閉鎖、5月26日からは、旭山公園と公園内にある三浦庭園も閉鎖しました。
市によりますと嵐山公園では24日午後、公園を散策していた市民が園内で新しい状態のクマのフンを発見。市は24日午後7時ごろ公園を閉鎖しました。
また26日午前9時ごろ、旭山公園で管理事務所の職員が園内を点検していたところ、クマに踏み倒されたとみられる植物を発見し、市に通報がありました。公園内で自生するオオウバユリにクマが食べたとみられる痕跡もあり、午後3時に公園を閉鎖しました。
市は「どちらの公園も山林と続いているので、クマの通り道となったのではないかと専門家は推測している。市としてもごみの清掃を行うが、クマの餌となる食べ物などのごみなどは捨てないようにしてほしい」とコメントしています。