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旭川市の小学校と保育所で「ノロウイルス」集団感染 乳児・児童・職員44人がおう吐・下痢などの症状 感染対策徹底を呼び掛け

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旭川市保健所

旭川市保健所

 旭川市は6月12日、市内の小学校と保育所でそれぞれノロウイルスによるとみられる集団感染が発生したと発表しました。

 ノロウイルスによる集団感染が起きたのは、旭川市内の小学校と保育所です。

 このうち小学校では、児童と職員、計25人が6月5日から12日にかけて、おう吐や下痢など症状を訴えています。

 9日に小学校から旭川市保健所に報告があり、6人の便を調べたとろ、ノロウイルスが確認されました。

 また保育所でも、5日から10日にかけて乳児と職員、計19人がおう吐や下痢などの症状を訴え、このうち4人の便からノロウイルスが確認されました。

 保健所では、ほかの患者も同様の症状を占めていることからノロウイルスによる集団感染とみて、学校や園内施設の消毒など感染防止対策をとりました。

 6月13日現在、いずれの患者も快方に向かっているということです。

 今回の集団感染について旭川市は「食事を原因として広がったとは考えづらい。人から人に感染した可能性が高い」と分析しています。

 市は引き続き感染経路の調査を進めるとともに、手洗いなど感染対策の徹底を呼び掛けています。

 ノロウイルスの人への感染は、主に11月から3月に集中していますが、1年中、発生していて、吐き気やおう吐、腹痛、下痢、発熱などの症状が特徴です。