公式アプリをスタート…飲食店検索やクーポンも "札幌×女性×グルメ"でナンバー1情報誌「poroco」福崎里美さん
札幌で女性を中心に支持されている人気情報誌「poroco」が公式アプリをスタートしました。バエる写真やグルメ企画に加え、飲食店の検索機能やオリジナルのクーポンでダウンロードを増やそうとしています。統括編集長の福崎里美さんに展望をうかがいました。
金融関係→大手情報誌へ転職…"営業職"でバリバリ働く
――毎月多くの情報を集めて本にするは大変でしょうね。
1カ月に1回なので、そこに向かって全力です。テレビとは少し違う大変さなのかなと思いますね。
――出身は? 幼いころの夢は?
一応旭川市です。熊本にいた時も。小学生からいたのは、旭川市ですね。
本当にいろいろなりたかったです。テレビに映る人や、海外に行ける仕事に魅力を感じていました。
大学は小樽商科大学に進学しました。小樽市は観光地なので、雰囲気のいい店やカフェがいっぱいありました。
お金が続く限り、お店巡りをしていました。これが仕事だったら幸せだな~と思っていました。今はグルメ系インフルエンサーやブロガーはたくさんいますが、当時はいませんでした。
――大学卒業後は?
小樽商科大学で会計学を勉強し、資格を取得していたので、金融関係に就職しました。
――金融関係から転職されることに?
一人前になる前に退職しました。女性の総合職として入社しましたが、男性社会で女性があまりいなかったので、さくっと辞めてしまいましたね。
――金融関係の次は?
どうしようかなと思いながらも、札幌市内にある大手情報誌の求人を見つけました。ものづくりや本を作るのが楽しそうだなと思い入社したのですが、バリバリの営業会社だったんです。
飛び込み営業もありました。想像していた仕事と全く違っていましたが、飲食店や新しいものを見つけて営業するスタイルが意外に向いていて、営業職でバリバリ働いていました。
営業も編集も"二刀流"…新しいスタイルの「編集長」
――porocoとの出会いは?
プライベートの関係で退職することになり、転職活動。2~3社受けていた内の1つがporocoでした。何度か面接を重ねて、最終面接をした帰り道にporocoから「来てください」と電話がかかってきたんです。
他社の面接が残っていたけど辞退し、縁を感じたporocoを選びました。私を欲しいと思ってくれたのが嬉しくて、ここでがんばろうと決意しました。
――porocoに入社後はどのような仕事を?
編集部門で採用を受けていましたが、前職が営業職ということもあり、営業として働きました。porocoに入る前は大手の会社だったので、営業のシステムが整備されていました。
しかしporocoは営業マン一人ひとりの頭の中に情報のすべてが入っていて、データベースも何もない。そうなると、人が変わったり、退職したりすると一からやり直ししないといけなくて。
非常に非効率なので、制度を整えたいと思っていました。営業の目標値を早々に達成し、管理職として営業制度を整えるために試行錯誤していました。
poroco以外にも北海道生活など3媒体あり、その営業局長として統括をしていました。
そこにporocoの編集も加えたんです。事業両方を見る新しいスタイルの編集長として、営業や編集もしていました。