北海道と本州の間で電力を融通し合う送電設備・北本連系線の増強工事が9月1日から始まります。
北本連系線は現在、容量が90万キロワットで今回30万キロワット増強します。
5年前の胆振東部地震で起きた大規模停電・ブラックアウトの再発防止のためで、9月1日から始まる工事では青函トンネル内に送電ケーブルを新たに一本増やすほか関連施設も作られます。
31日に予定地が報道陣に公開されました。
2028年3月運用開始予定で、容量はブラックアウトが起きた当時の倍の120万キロワットとなり、電力が足りなくなった時に北海道と本州の間で電力を融通し合うということです。