週間番組表

MENU CLOSE
検索

自宅に1~3歳の子ども3人を置き去りにし100キロ以上離れたマチまで遊びに行った母親に「懲役2年 執行猶予4年」有罪判決

事件・事故 社会 友だち追加
旭川地方裁判所

旭川地方裁判所

 2023年6月、北海道の旭川市で、幼い子ども3人を自宅に置き去りにしたとして、保護責任者遺棄の罪に問われた母親に10月6日、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決が言い渡されました。

 起訴状などによりますと旭川市の無職、藤田恵里香被告(36)は2023年6月、自宅に1歳から3歳の子どもを置き去りにして外出した保護責任者遺棄の罪に問われていました。

 事件当時、藤田被告は自宅から100km以上も離れた苫小牧市内のイベントに参加していました。

 6日に旭川地裁で開かれた判決公判で、佐藤いぶき裁判官は「自宅内には刃物やタバコの吸い殻が散乱していて、子どもが触れたり口に入れたりすれば、命にも関わりかねない状況だった」とした上で、これまでも複数回にわたり子どもを自宅に放置して出かけたことがあり藤田被告の負う責任は軽視できないと指摘しました。

 一方で、反省の弁を述べていることや今後、児童相談所の助言を得ながら子育てを続けていきたい旨の発言をしているとして、藤田被告に対し、懲役2年 執行猶予4年(求刑は懲役2年)の有罪判決を言い渡しました。

 この事件では、子ども2人が自宅近くの路上で半裸の状態で保護されたほか、1人が自宅内で倒れているところ保護されていました。


  • みんテレ
  • 北海道チャンネル