「振動がしてアスファルトが削れるような音がして止まった」また走行中の大型トラック左後輪からタイヤ外れる…ナットの緩みが原因か 北海道・小樽市の国道
また走行中の車両からタイヤが外れました。
12月6日朝、北海道小樽市の国道で、走行中のトラックからタイヤ2本が外れ、1本は付近の住宅の敷地にまで転がりました。
12月6日午前6時半ごろ、小樽市蘭島1丁目の国道5号線で、余市町方向に走っていた大型トラックから左後輪のタイヤ2本が外れました。
外れたタイヤはトラックが停車した地点から約150メートル離れた路上に落ちていたほか、もう1本は付近の住宅の敷地内から発見されたということです。
ケガ人はなく、トラックの男性運転手は「振動がしてアスファルトが削れるような音がして止まった」などと話しています。
トラックは11月にタイヤを交換していて、周辺からはタイヤを繋ぎとめる部品ナットが見つかっています。
警察はナットが緩みタイヤが外れたとみて調べています。
小樽市では5日にも、走行中の大型トラックから左後輪2本が外れる事故があったばかりでした。
【北海道で相次ぐタイヤ脱落 この1か月で少なくとも5件】
■11月14日 札幌・西区平和3条
走行中の軽乗用車の左前輪が外れ、約70メートル離れた歩道を歩いていた4歳の女の子にぶつかる 女の子は意識不明の重体
■11月29日 札幌・南区石山1条 国道 通称「石山通」
走行中の乗用車から右前輪が外れ軽乗用車にぶつかる 軽乗用車の女性がケガ
■12月1日 留萌市南町1丁目 国道233号線
走行中の乗用車から左前輪外れる 巻き込まれた人や車などはなし
■12月5日 小樽市船浜町 国道5号線
走行中の大型トラックから左後輪2本外れる 別なトラックに衝突 ケガ人はなし
■12月6日 小樽市蘭島1丁目 国道5号線
走行中の大型トラックから左後輪2本外れる 巻き込まれた人や車などはなし