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12月なのに暖かい日が続く 札幌は2日連続で10℃超え…衣料品の売れ行きに変化が 冬のアクティビティに影響も

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 12月6日の北海道札幌市は、最高気温が10.3℃まで上がりました。

 2日続けての10度超えとなるのは、12月としては5年ぶりのことです。

2日連続10℃越えは5年ぶり

2日連続10℃越えは5年ぶり

 「上着を脱いでも全然寒くない。むしろ、涼しいくらい」(北海道民)

 「スニーカーで来ました。アスファルトが出ていたので歩けると思って」(北海道民)  

 「暖かいと思う。上着は着てこなかった」(北海道民)

 この暖かさで衣料品の売れ行きにも変化が出ています。

衣料品の売れ行きに変化

衣料品の売れ行きに変化

 札幌市中央区の「ユニクロ 東急百貨店さっぽろ店」では。
     
 「例年だと厚手のアウターが売れるが、この冬は軽めのアウターや折りたたんで持ち運べるものが人気」(ユニクロ 東急百貨店さっぽろ店 滝本 有理さん)

 インナーの売れ行きも例年とは違った傾向が見られるといいます。

 冷えた体を温めてくれるヒートテック。

 いつもだと、最も温かい「超極暖」という商品が一番人気なんですが。
      
 「今年は『極暖』というタイプが人気。アウターは脱ぎ着することができるが、中の服はそれが難しい。少し温かめの『極暖』で体温を調整している人が多い」(ユニクロ 滝本さん)

ヒートテックの売れ方にも変化

ヒートテックの売れ方にも変化

 店内には、すでに春物の商品も。

 暖かい今ならではの着こなしがおすすめだといいます。

 「コットン素材のカットソーやニットにヒートテックをあわせると、今の時期から着られる」(ユニクロ 滝本さん)

 この暖かさにちょっと困っているところも。

 北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」にあるスノーパークです。

Fビレッジにあるスノーパーク

Fビレッジにあるスノーパーク

 スキー初心者でも気軽に雪上体験を楽しめるエリアとして11月にオープン。

 先週は約20cmの積雪があり全面滑走できましたが、暖かい日が続いたため解けてしまいました。

 現在は人工雪でコースの一部を滑れるようにしています。
      
 「今は気温が高いので『アイスクラッシャー』という氷を砕いた雪。厚みを出すと解ける量も抑えられる」(Fビレッジ スノーパーク 田村 茂雄さん) 

 人工雪は粒が大きめの氷です。

 粒が小さいと暖かさで解けてしまうからです。


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