「陸路に切り替えた」“飛行機も新幹線も”満席続く…Uターンラッシュピーク直撃 羽田の航空機衝突事故で大混雑 北海道

　1月2日、東京の羽田空港で航空機同士が衝突した事故を受け、Uターンラッシュのピークと重なった北海道の空港や新幹線では混雑が続いています。

　北海道の新千歳空港では、2日に羽田空港と結ぶ36便が欠航した影響で、約200人が空港で一夜を明かしました。

　3日朝も100人以上が、振り替えなどを求めて列を作りました。

　「8日まで振り替え便がだめ。JRもだめ、フェリーも現実的ではない。どうしようかな…」（羽田空港へ向かう利用客）

　また羽田空港から北海道に向かう便でも影響が出ていました。

　「（釧路へ）帰れるかもしれないけど時間がわからない。4日から仕事で、絶対に帰らないとまずいです」（釧路へ向かう利用客）

　Uターンラッシュピークの3日は満席の便が多いことに加え、事故に伴い新千歳と羽田を結ぶ18便が欠航しました。（午後4時30分現在）

　一方、北海道新幹線の新函館北斗駅も混雑しています。

北海道新幹線の新函館北斗駅も混雑

　「キャンセル待ちは無理だろうと陸路に切り替えた。仙台までは指定席が取れたが、そこから先は自由席、立ち席かな」（神奈川へ向かう利用客）

　事故を受け、北海道新幹線は急きょ午後7時4分新函館北斗発、東京行きの臨時列車を運行し、10両編成のうち、8両を自由席としますが、指定席は4日まで満席の状態が続いています。