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“有効期限切れ”四種混合ワクチンを乳幼児3人に「誤接種」…母子手帳見た保護者からの連絡で発覚 北海道旭川市

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乳幼児へのワクチン誤接種を発表した旭川市保健所

乳幼児へのワクチン誤接種を発表した旭川市保健所

 北海道旭川市で2022年から2023年に行われた乳幼児への「四種混合ワクチン接種」で、有効期限を過ぎたワクチンが3人に接種されていたことがわかりました。これまでのところ健康状態に問題はないとしています。

 旭川市によりますと、同市内の医療機関で、2022年6月17日から翌年8月21日までに行った定期予防接種で、乳幼児3人に対し有効期限を約1か月から2か月切れた「四種混合ワクチン」を接種しました。

 2023年12月27日に、母子手帳を確認した保護者から同市に問い合わせがあり発覚。医療機関へ確認したところ、計3人に期限切れのワクチンを接種していたことがわかりました。

 同市では、2024年1月17日までに保護者へ謝罪と説明をするとともに、当該医療機関に再発防止の指導をしました。これまでのところ、3人の健康状態に問題はないと言うことです。

 誤接種の原因について同市は、医療機関でのワクチンの在庫管理の不備と、接種をする従事者の確認不足だったとしています。

 事故を受け同市は再発防止に向け、この医療機関にワクチンの有効期限を複数の職員で確認するなどの指導をするとともに、他の医療機関に対しても、同様の事故が起きないよう接種手順の徹底を図るよう、注意を呼びかけたと言うことです。

 四種混合ワクチンは主に乳幼児を対象に、ジフテリアや破傷風、百日咳、ポリオの罹患(りかん)と重症化予防として接種が推奨されています。


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