路線バスの「運賃値上げ」協議…市民の7割賛成アンケート示す “便数の維持＆増便”臨む声も 札幌市

　運転手不足に伴う札幌市内の路線バスの運賃の値上げをめぐる議論が大詰めを迎える中、札幌市は市民を対象に行ったアンケート結果を議会側に示しました。

　札幌市はバスの運転手の確保に向け、市民の同意を得て運賃を値上げし、バス会社の収支改善につなげる方針を示していて、バス会社や市民の代表による協議会が値上げを議論しています。

　札幌市が1月22日議会に示したアンケート結果では、回答した813人のうち、7割が値上げに賛成でした。

　ただ、258人が値上げに便数の維持と増便などを求める「条件付き賛成」でした。

　値上げ額や時期は24日に開かれる協議会で示されます。