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国内外から観光客集まる人気の富良野市“北海へそ祭り”―暴力団関係者が虚偽申請で露店出店…3店の売り上げが組の資金源か 幹部ら5人詐欺容疑で逮捕

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詐欺の疑いで暴力団幹部ら5人を逮捕した北海道警旭川中央署

詐欺の疑いで暴力団幹部ら5人を逮捕した北海道警旭川中央署

 北海道富良野市で2023年7月に開催された「北海へそ祭り」で暴力団と関係があるにも関わらず、実行委員会に“うそ”の申請をし露店を出して利益を得たとして、暴力団の幹部らが1月31日に逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは旭川市に本部を置く山口組系暴力団旭導会の幹部の男(56)のほか、いずれも旭川市に住む露天商の男(54)、パート従業員の女(43)、会社員の男(36)、通信機器修理業の男(40)の計5人です。

 警察によりますと、5人は暴力団と関係があるにも関わらず、「北海へそ祭り」を運営する北海へそ祭り実行委員会に暴力団関係者と関りがないと虚偽の申請をして3つの露店を出店する権利をだまし取った疑いがもたれています。

 警察は5人の認否を明らかにしていません。

 警察は露店の売り上げが暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて、詳しく調べる方針です。

 「北海へそ祭り」は富良野市の位置が北海道の中心であることを“北海道のへそ”にちなんだ祭りで、腹に人の顔に見立てた絵を描き、頭を笠で隠して踊る祭りです。海外からも観光客が訪れる、夏の北海道を代表する祭りの一つです。