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北海道「すぐ受診できないので…」当別町の赤ちゃんポストに"受け入れ中止"を要請―委託先のサポートセンターへの相談を呼びかける

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 札幌市の隣の当別町で運営されているいわゆる「赤ちゃんポスト」に2024年に入り新生児が2人預けられたことを受け、北海道が受け入れ中止を要請しました。

 北海道当別町では、公認心理師の女性が親が育てられない乳幼児を直接預かる「赤ちゃんポスト」を運営し1月、新生児2人を母親から直接預かりました。

当別町の「赤ちゃんポスト」

当別町の「赤ちゃんポスト」

 2人は救急搬送後児童相談所に保護され、健康に問題はないということですが、道は施設が医療機関と連携していないことなどを問題視し、乳児や母親の受け入れの中止を要請しました。

 「(施設は)自宅で医療機関でもない。すぐ受診できないので中止してほしい」(道の担当者)

 要請を受けた女性は「道内には、病院だけに身元を明かす内密出産などの受け皿がないので受け入れを続けざるを得ない」などと、話しています。

にんしんSOSほっかいどうサポートセンター

にんしんSOSほっかいどうサポートセンター

 一方、道は、妊娠出産に悩んだら道が委託するサポートセンターに相談するよう呼び掛けています。

 ▽にんしんSOSほっかいどうサポートセンター
  電話 080-4621-7722 (年中無休 平日午後5時~午後11時 、土日祝 午前9時~23時 日中は道立保健所)
  メール ninshin-sos@muginoko.com