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【速報】2001年1月17日以来…23年ぶりに北海道駒ヶ岳で火山性微動 未明に約1分40秒継続 気象庁は突発的な火山灰噴出や火山ガスに注意呼び掛け

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北海道駒ヶ岳

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 気象庁によりますと、北海道駒ヶ岳で3月23日午前2時33分ごろ、地下の火山ガスや熱水の動きを示す火山性微動が発生しました。駒ヶ岳は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)ですが、今後さらに火山活動が活発化した場合は、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)に引き上げる可能性があります。

 気象庁の発表によりますと、火山性微動は午前2時33分ごろから、約1分40秒継続しました。火口近傍の傾斜計では、火山性微動と同期して、火口原方向上がりの傾斜変動を観測しました。火山性微動の前後に火山性地震の増加はありません。

 昭和4年火口の噴気は、午前5時現在、確認されていないということです。

 札幌管区気象台によりますと、駒ヶ岳の火山性微動は2001年1月17日に約1分間観測して以来になります。

 火山活動がやや高まった状態となっており、火口内に影響する程度の噴出現象が発生する可能性があるため、気象庁は、火口内や火口近傍では、突発的な火山灰噴出や火山ガスに注意するよう呼び掛けています。


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