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知床半島沿岸の携帯“圏外” 解消へ… 2年前の「観光船沈没事故」受け整備進める 25年春に大手キャリア全てつながる見通し

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知床半島

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 知床半島での携帯電話の通信環境の改善に向け、基地局の整備が進んでいます。

 2年前の観光船の沈没事故を受け国や北海道などは、課題となった携帯電話の通信エリアの拡大にむけ基地局の整備に連携して取り組んでいます。

 4月26日は斜里町で、総務省や気象庁、海上保安庁などの国の機関と、北海道、斜里町、羅臼町のほか携帯電話事業者らが集まり整備の進捗状況を共有する会議が開かれました。

 整備される基地局は4つです。

 斜里町の知床五湖近くには、2023年11月に整備され4月19日から運用を開始しています。

 西側の宇登呂局は5月以降に運用開始予定です。

 北側の知床岬灯台と東側ニカリウス地区は5月から工事に着手し2024年度中の運用開始を目指しています。

 2025年春には知床半島沿岸で大手キャリアの圏外が解消される見通しです。