ことしも不漁か…「サンマ高値の見通し」"ロシア水域"2年ぶりの漁再開に期待も
歴史的な不漁が続くサンマ漁ですが、今シーズンも過去最悪の水揚げとなった2022年と同じ水準になる見込みで、2023年も高値が続きそうです。
水産庁によりますと、2023年9月から12月にかけて、北海道から千葉県沖に来遊するサンマは、約94万トンと、過去最低だった2022年と同じ水準に止まる見通しです。
8月10日以降の棒受け網漁解禁に向け、根室市では出漁の準備が進められていますが、漁場は日本から遠い公海にできる見通しで、日本近海には、ほとんど形成されないとみられています。
ことしはロシア水域での漁が2年ぶりに再開される見込みで、港では期待が高まっていますが、庶民の味方だったサンマは今年も高値が続きそうです。