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「全部飛ばない」「振替便が9日までとれない」JAL機炎上の影響で…新千歳空港は後続便がストップ…Uターンのピーク迎え便の振り替え進まず 空港内は大混雑

事件・事故 社会

 新千歳空港発羽田空港行きの日本航空機が1月2日夕方、羽田空港で海上保安庁の機体と接触し機体が炎上した事故の影響で、新千歳空港から羽田空港に向かう便に欠航が相次ぎ、帰省のUターン客などに影響が出ています。

炎上するJAL機(1月2日 羽田空港)

日本航空によりますと、新千歳発の羽田行きのJAL516便が2日午後6時ごろ、羽田空港で海上保安庁機と衝突し炎上しました。

乗客乗員合わせて379人(乗客は幼児8人含む367人・乗員12人)は全員脱出して無事でした。

羽田行きが欠航し 新千歳空港内には長蛇の列

 この影響で新千歳空港では羽田行きの後続便、16便全てが欠航となり振り替えを求める利用客で大混雑しました。

「空港ではチケットの払い戻しや便の変更を求める客で、長い列ができています。一体何百人が並んでいるのでしょうか。列の最後の方はどこまで続いているのか全く見えません」(三宅 真人 記者)

欠航相次ぐなか、便の振り替えも難航

「全部飛ばなくなったので振り替えもどうするか全然何も決まっていない状況」(利用客)

「ずっとJALを乗っているので、ちょっと怖いなと思います」(利用客)

「振替便が9日までとれない。飛行機は考えてない。全然取れない。レンタカーで帰ろうかな」(利用客)

 1月3日は帰省のUターンラッシュのピークを迎えるため航空各社とも便の振り替え作業は難航しています。

国土交通省は羽田の滑走路3本の運用を2日夜に再開させましたが3日以降も混乱は続きそうです。