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“防犯カメラ”に事故の一部始終 横断歩道渡る専門学校生の男性―車2台にはねられ重体 深夜の札幌でタクシーにはねられ『約25秒後』後続の乗用車が接触か

事件・事故 社会

 1月31日未明、札幌市中央区でタクシーにはねられた後、後続車に接触された男性が意識不明の重体となり、警察が事故の状況を調べています。

 この一部始終を防犯カメラが捉えていました。

 真夜中の札幌市中央区…。

 横断歩道を渡っていた歩行者がタクシーにはねられます。
 
 その後ろからきた車がタクシーの横を通り抜けていく様子が…。

 この事故は1月31日午前0時すぎ札幌市中央区南9条西11丁目の交差点で起きました。

 警察によりますと横断歩道を渡っていた男性がまず右折してきたタクシーにはねられます。

 その後ろを歩道側から別の乗用車が追い越し、男性と接触して走り去ったとみられています。

交差点ではねられ男性重体

 事故直後、路上にうずくまる男性。
 
 タクシーの運転手が様子を確認しているのが分かります。

 男性がはねられたその約25秒後、乗用車が後ろからきてそのまま走り去りました。

事故現場の防犯カメラ映像

 この事故で札幌市中央区の専門学校生 小林健翼さん(19)が意識不明の重体です。
 
 警察はタクシーを運転していた上村篤弘容疑者(55)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

 調べに「道路にいた歩行者に気付かずはねてしまった」などと話しています。

 警察は乗用車を運転していた30代の男性から事情を聞くとともに、当時の状況を詳しく調べています。