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4車線の道路 真ん中に“最大約30センチの段差”―水道管工事の合間覆い路面を一時的につくる「覆工板」数枚ずり落ちる…あわや惨事 一部通行止めに 北海道札幌市

事件・事故 社会

覆工板がずり落ちた現場(撮影 視聴者)

 水道管工事の合間に車道を覆い、路面を一時的につくる「覆工板」がずり落ち、最大約30センチの段差となりました。一部を通行止めとし、原因を調べることにしています。

 現場は札幌市中央区南1条東6丁目にある4車線の市道。5月29日午後9時ごろ、「道路が下がっている」などと警察に通報がありました。

工事は水道管の耐震化。看板には「地震に強い水道管に入れ替えています」と表示

 札幌市水道局によりますと、4車線中2車線で水道管の工事を進めていました。

 覆工板の大きさは1枚あたり幅1メートル、長さ4メートルとみられ、道路中央部の数枚がずり落ちました。30センチの段差が生じました。

 覆工板は鉄などでできています。工事していない時間帯に車が通れる状態で、段差で事故が起きる恐れがありました。

通報受けて現場を規制

 警察によりますと、事故の情報は寄せられていないといいます。

 札幌市水道局は午後11時以降、鋼板がずり落ちている2車線を通行止めにするとともに、翌30日に詳しい原因などを調査するとしています。