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「事実であれば損害賠償も」札幌市の秋元市長 ビッグモーター除草剤問題で言及 "街路樹は市民の財産、器物損壊罪にあたる"

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札幌市内で街路樹が枯れた現場

札幌市内で街路樹が枯れた現場

 中古車販売会社ビッグモーターが店舗前に除草剤をまき街路樹に影響が出た問題で、札幌市内でも複数の店の前で街路樹が枯れていたことが分かりました。

 これを受け札幌市の秋元克広市長は、警察に相談するとともに、市としても調査を進め、店側の関与が判明した場合は、損害賠償を求める考えを示しました。

ビッグモーター除草剤問題について言及する秋元札幌市長

ビッグモーター除草剤問題について言及する秋元札幌市長

 札幌市によりますと、清田区の店舗前では15本あった街路樹のうち1本が今年春に枯れ、市によって伐採されました。7月26日現地を確認したところ、残る14本のうち2本が葉が少なく弱っていたということです。

 また厚別区の店舗前では4本あった街路樹のうち2本が数年前に枯れ、市が伐採しました。現在、2本のうち1本が弱っています。

 原因は不明ですが、札幌市は警察に相談しています。

札幌市内で街路樹が枯れた現場

札幌市内で街路樹が枯れた現場

 秋元市長は27日の会見で、札幌でもビッグモーターの店舗前の街路樹が枯れていた問題について触れ、仮に除草剤などが使われたのであれば、市民の財産である街路樹に対する器物損壊罪にあたるとの見解を示しました。

 今後土壌のサンプルとりなから、店側にも状況を聞くなど調査を進める方針を示しました。

 そのうえで秋元市長は、店側に責任があることが判明した場合は、損害賠償請求など強い対応をとる考えを示しました。