札幌駅 “駐車場不足” 再開発で『1000台以上』消える 待ち時間40分も… 確実に止める「裏ワザ」が
車が止められないと悲鳴が上がっています。
北海道札幌市のJR札幌駅周辺では2024年の春までに、1000台分以上の駐車場がなくなるんです。
深刻な駐車場不足の中、車を確実に止める裏ワザとは。
三宅 真人 記者:「これが全部駐車場の列。きょうは日曜日で、長い列ができています。列はあちらまであります」
日曜日の午後のJR札幌駅周辺。駐車待ちの車の列は長いときには300メートル以上になっていました。待っている人は。
JR札幌駅周辺では北海道新幹線の延伸工事や再開発に伴い、駐車場の閉鎖が相次いでいるのです。
2022年10月には80台分の「パセオ駐車場」、2023年3月にはおよそ330台分の「JRタワーセンター屋外駐車場」がなくなりました。
そして、約250台分の「エスタ駐車場」が、8月末の閉店とともに使えなくなります。
その東側にある275台分の「レールパーク札幌駐車場」も10月に閉鎖。
さらに、2024年3月には旧札幌西武跡地の再開発に伴い、110台分の「北海道建設会館」の駐車場がなくなります。
1年半ほどの間に1000台分以上の駐車場が消えるのです。
JR北海道などはエスタ跡地の再開発ビルに約690台分の駐車場を設ける予定ですが、完成は2028年です。
また、駐車料金の値上げの波も押し寄せています。
最近は市民だけではなく、コロナ禍から復活した観光客や、再開発工事関係者の駐車場利用が増えています。
需要が高まっているため料金は値上げ傾向に。
1日の料金が1400円だったのが、2000円になった駐車場も。