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きょう16日にも “赤ちゃんゾウ” 誕生! 札幌市円山動物園 アジアゾウ「パール」血中ホルモン濃度が急激に変化

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 16日にも「赤ちゃんゾウ」が生まれるかもしれません。

 札幌市円山動物園のアジアゾウ「パール」の出産に関わるホルモンの濃度が急激に変化し、本格的な出産準備に入りました。

 動物園によりますと、15日にパールの血液中の出産に関わるホルモン濃度が急激に低下しました。

アジアゾウ「パール」

アジアゾウ「パール」

 アジアゾウでは、このホルモンは出産直前に急激に低下するという研究が報告されていて、低下のあと最短で1日、平均3日で出産します。

 16日にも出産するとみられることから円山動物園は、ゾウ舎の屋内での観覧を制限し出産に備えています。

かわいらしい鼻が…

かわいらしい鼻が…

 パールは屋外へ移動することもできますが、出産が始まった場合は屋内へ誘導するということです。

 ほかのゾウ3頭は屋外で見ることができます。

 円山動物園では、飼育員が檻に入らずに飼育する「準間接飼育」という方法で飼育していて、この方法でのアジアゾウの出産は、日本初です。