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水蒸気噴出"約50日ぶり"ほぼ収まる 8月下旬までにセメントで埋め戻す予定 北海道蘭越町

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 地熱発電の掘削中に井戸から蒸気が噴き出していた北海道・後志の蘭越町で、井戸へ水を入れる作業が再開し、蒸気が約50日ぶりにほぼなくなりました。

 蘭越町では6月、地熱発電の掘削中の井戸から蒸気が噴き出し、周辺の水や大気中から硫化水素やヒ素が検出され、19人が体調不良を訴えていました。

 掘削した三井石油開発は蒸気を止めるため、12日に井戸へ水を入れる作業が行われましたが、効果が出ず中断していました。

 8月18日夕方、調整した後再開したところ蒸気は夜までに弱まり、噴出がほぼなくなりました。

 今後も水を入れ続け、8月下旬までにセメントで井戸を埋め戻す予定です。