“親子グマ”3頭か クルミなど目当てに山の際に…住宅街で出没相次ぐ 付近住民に注意呼びかけ 札幌市西区

　また、クマの目撃です。27日朝、札幌市西区の住宅街で親子グマとみられる3頭が目撃されました。

　クマが目撃されたのは、札幌市・西区山の手7条8丁目の住宅街で新聞配達員が3頭のクマを目撃し、110番通報しました。

　「怖いよね、自分の周りに出られたらね」（付近の住民）

　「まだ見つかってないんでしょ。だから嫌なのよね」（付近の住民）

　札幌市によりますと、親グマとみられる1頭は体長1.5メートル前後、子グマとみられる2頭は70～80センチほどだということです。

　27日に行われた現地調査では痕跡は見つかりませんでした。

　「糞や足跡の痕跡は見つからなかった。山の手2条12丁目のところでもクルミの木の下に3頭の目撃があった。そういう山の木の実とかを目当てに（クマが）道路・住宅街の際まで出てきているのかなと」（札幌市の担当者）

同じ個体とみられる3頭が2回目撃

　警察によりますと、1.5キロほど離れた住宅街でもおとといから、同じ個体とみられる3頭が2回目撃されています。

　警察と札幌市は付近の住民に注意を呼び掛けるなど警戒を強めています。