子供たちが大切に育ててきた収穫間近のリンゴ400個盗難…4～5人のグループが盗んでいく姿が現場で目撃される

リンゴが盗まれた現場

　札幌市豊平区のリンゴ並木からリンゴ約400個が盗まれていた事がわかりました。警察は窃盗事件として捜査しています。

　盗難被害にあったのは札幌市豊平区美園12条6丁目の豊平区環状通リンゴ並木です。

　豊平区土木センターによりますと10月2日、センターから依頼された業者が、リンゴ並木を管理するため現場を訪れたところリンゴが盗まれているのに気が付きました。

リンゴに袋掛けをする小学生（資料：2022年）

　このリンゴは近隣の小学生が袋掛けや収穫するなど、住民により大切に育てられていて、レバンガ北海道や児童福祉施設などにも贈呈されています

　盗まれたのは食べごろを迎えた「つがる」と「ふじ」計約400個で、被害額は6万6000円にのぼるということです。

4～5人のグループが盗んでいく姿が目撃

　札幌市によりますと、現場付近で道路工事をしていた作業員が9月26日午前3時ごろ、4～5人のグループがリンゴを盗って行く姿を目撃したということです。

　豊平区土木センターでは盗難防止のチラシ配布や看板を設置したほか警察に被害届けを提出、警察は窃盗事件として捜査しています。