『登録者4000人』”自称ユーチューバー”の33歳の男 バイトで世話になった男性のキャッシュカードで3万4000円引き出し逮捕 「渡された」容疑否認　

自称ユーチューバーの男を窃盗の疑いで逮捕した北海道警苫小牧署

　北海道南部の白老町に住む自称ユーチューバーの男（33）が無職の男性（66）からキャッシュカードを盗み、コンビニエンスストアで現金を引き出したとして窃盗の疑いで逮捕されました。

　男は8月31日午後7時ごろ、男性が所有する軽乗用車に同乗して札幌市内から出発し、白老町内に移動した午後11時までの間に、男性のキャッシュカードを盗み、男性と別れたその約20分後に、コンビニのＡＴＭで現金3万4000円を引き出した疑いがもたれています。

　被害を受けてから5日後の9月5日、男性が警察に被害を相談。警察が捜査していたところ、11月6日に男が苫小牧警察署に出頭し逮捕されました。

　警察によりますと、男は自らを登録者数4000人のユーチューバーと説明していて、以前、露天商を営んでいた男性の下でアルバイトをしていたということです。

　調べに対し男は「キャッシュカードは盗んだのではなく渡された」と容疑を否認しています。

　男は男性のキャッシュカードを持っていた経緯について、当時、未払いとなっていた給料を支払うよう求めたところ男性から「勝手にしろ」とキャッシュカードを渡されたと主張。

　一方で男性は男から「スマホに銀行のアプリを入れてあげる」と言われたのでキャッシュカードを渡して暗証番号を教えたところ、カードをすり替えられてそのまま盗まれたと話しています。

　警察が事実関係を詳しく調べています。