「大麻グミ」札幌でも男性2人搬送 ススキノで購入か…大麻グミとみられるものを摂取し体調不良訴え救急搬送 「HHCH」成分は近く指定薬物になる見込み

20代の男性２人が救急搬送された

　全国でいわゆる「大麻グミ」を食べた人が相次いで体調不良となっている問題で札幌でも20代の男性2人が「大麻グミ」とみられるものを食べて救急搬送されていたことが分かりました。

　道などによりますと11月4日「大麻グミ」とみられるものと液体状のリキッドを摂取した札幌市などに住むいずれも20代の男性2人が体調不良を訴えて市内の病院へ救急搬送されました。

　現在2人とも体調は回復しているということです。その後の検査で2人からは大麻の陽性反応が出ていて市保健所から道に届け出されていました。

　2人はグミなどを札幌市ススキノで購入したと話しています。

道は 「大麻グミ」を食べたとみて調査

　大麻グミをめぐっては「HHCH」という規制されていない大麻に近い成分が含まれていて、東京や大阪では食べた人が体調不良を訴えるケースが相次いでいます。

　厚生労働省は近く大麻グミに含まれる成分を指定薬物に指定する意向を示していて所持や使用を禁止にする見通しです。

　道などは2人が食べたのは「大麻グミ」とみて口にするまでの経緯などを詳しく調べています。