【女子大学生嘱託殺人】控訴審初公判で弁護側は”事実誤認”や”量刑不当”を主張…改めて事実確認を求めるも札幌高裁が”却下”し即日結審 判決は2月14日
2022年札幌市東区で女子大学生が殺害された事件で、嘱託殺人などの罪に問われた男の控訴審の初公判で、弁護側は量刑不当とし事実の取り調べを求めましたが裁判所は、その求めを却下し即日結審しました。
小野 勇 被告(55)は2022年、自宅アパートでSNSで知り合った小樽市の当時22歳の女子大学生に頼まれて殺害し、嘱託殺人などの罪に問われています。
一審の札幌地裁で小野被告は、懲役6年の実刑判決が言い渡されていました。
1月30日の控訴審の初公判で弁護側は、小野被告の精神的な疾患が適正に考慮されていないとして事実誤認や量刑不当を主張。
事実の取り調べなどを求めた一方で、検察側はその必要はないとし裁判所も弁護側の求めを却下しました。
判決は2月14日に言い渡されます。