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原子力発電所で「サブマシンガンの実弾」1発紛失…北海道警の”原発特別警備部隊員”が落としたか 70人態勢で捜索続行中 北海道・泊原発

事件・事故 社会 友だち追加

 北海道泊村の北海道電力泊発電所内で警戒にあたっていた警察官がサブマシンガンの実弾1発を紛失しました。

 2月4日午後5時ごろ、発電所内を警戒にあたっていた原発特別警備部隊員(北海道警警備部機動隊員)が警備詰所の銃保管庫に携行していたサブマシンガンと実弾を収納しようとしたところ実弾1発が無いことに、点検する現場の指揮官が気づきました。

 隊員は24時間体制で交代しながら複数人で発電所敷地内の警戒にあたっていて、紛失発覚前に何人がサブマシンガンや実弾に触れていたかは分かっていません。

 サブマシンガンが暴発した痕跡はなく、北海道警は敷地内で隊員が何らかのタイミングで実弾を落とした可能性があるとみていて、2月9日現在延べ約70人態勢で捜索しています。

 北海道警は「事実関係を確認の上、発生状況についての情報共有を図り、再発防止策として弾込めや出納、携行方法などについて隊員相互による点検を行うなどの対策を徹底する」とコメントしています。

サブマシンガンは短機関銃ともいわれ、射程は短いものの連射が可能で、軽量かつ扱いが比較的簡単なことから、警察などでも使用されています。