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陸自の幹部自衛官が部下に”威圧的言動”繰り返し懲戒処分…「任務遂行能力向上のために必要だと…」複数隊員にパワハラ 職場環境を悪化させる

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第71戦車連隊が入る陸上自衛隊北千歳駐屯地

第71戦車連隊が入る陸上自衛隊北千歳駐屯地

 陸上自衛隊の幹部自衛官が威圧的な言動で部下を指導したとして、停職2日の懲戒処分を受けました。

 処分を受けたのは、陸上自衛隊第7師団第71戦車連隊の50代の男性幹部自衛官です。

 第7師団によりますと幹部自衛官は2021年から2022年頃までの間、業務をおこなう執務室内などで部下隊員に対し威圧的な言動で指導し精神的苦痛を与えたほか、職場環境を悪化させたとしています。

 自衛官は期間中、複数の隊員に対しいわゆる”パワハラ”指導を繰り返していたとみられ、2022年11月に自衛隊側へ情報提供があり発覚していました。

 自衛官は内部調査で「部隊の任務遂行能力向上のために必要だと思った」などと事実を認めているということです。

 自衛隊は調査を重ね、2月20日に自衛官を停職2日の懲戒処分としました。

 第7師団第71戦車連隊長の前田健一郎1等陸佐は「真摯に受け止め今後は隊員指導徹底を図り、より精強で健全な部隊の育成に邁進していく」とコメントしています。