「はしか」が世界各地で流行 日本国内でも感染拡大の危険性…予防のためにはワクチン接種を 世代によっては“空白期間”も あなたは大丈夫？
くらし・医療
年代別の「はしか」ワクチン接種状況
世界的に流行している「はしか」。国内でも感染が広がる危険性が強まっています。
「はしか」は空気感染、飛沫感染、接触感染で広がり、インフルエンザの10倍程度の感染力があると言われています。
予防に有効なのはワクチン接種。
厚生労働省によりますと、現在は1歳の時と小学校入学前の1年間の2回の接種が推奨されています。
ただし、定期接種の制度が整備された時期により、年代によって2回接種している人とそうでない人がいるようです。
・1972年9月30日以前に生まれた人…接種なし
・1972年10月1日以降に生まれた人…1回
・1990年4月2日以降に生まれた人…1～2回
・2000年4月2日以降に生まれた人…2回
厚生労働省は「はしか」にかかったことがなくワクチンを接種していない人は、かかりつけ医に相談するよう勧めています。
ワクチンを接種したかどうかを知る方法は？
ワクチンの接種歴は母子手帳などで調べられます。また、一度「はしか」にかかった人は免疫があるので接種の必要ないということです。
かかったことがあるかはっきりわからない場合は、かかりつけ医に相談を。
