職員への叱責など不適切な行為を理由に違法に解任されたとして、北海道大学の前の総長が処分取り消しなどを求めた裁判で3月13日、札幌地裁は原告側の訴えを棄却しました。
2020年6月、職員への威圧的な言動や過度な叱責など不適切な行為を理由に文部科学大臣から違法に解任されたと訴える北大の前の総長 名和豊春さん。
名和さんは国と北大を相手取り、解任処分の取り消しと慰謝料など約1470万円の損害賠償を求めていました。
3月13日の札幌地裁の判決で右田晃一裁判長は、手続きの違法性はなく不適切な行為の認定は正当だったとして全面的に原告の訴えを退けました。